デザインと耐久度に優れた
平面式アンテナ

UHF:平面&円柱式アンテナ

地デジ平面式&円柱式アンテナ

地上波放送受信用のアンテナ。2009年頃に各メーカーが競って販売を始めました。よく屋上に見かける魚の骨の形に似た「八木アンテナ」とは違い、細長い長方形の形をしています。大きさは標準タイプが【縦65cm:横25cm】ほどになっています。
お色も何種類かあり、壁面に直接取付けて設置すると、「風速50m/sの耐久度」があります。(メーカー計測値)ご自宅の景観を損ねることなく、台風にも耐久度があるアンテナです。

20~26素子タイプ

最も標準で使われているタイプ。20~26素子というのは、八木アンテナの同じ素子数のタイプと比較した場合に受信性能がほぼ同じという意味です。≒縦65cm:横25cmの長方形の形状をしています。

据え置きタイプ

このタイプは底の部分に、据え置きができるスタンドが付いています。屋内で使用しますが、大きさは≒縦20cm~60cmタイプと様々です。届いている電波が強い:強電界地域のご自宅での使用が可能となります。

ユニコーン地デジアンテナ

円柱式アンテナ

平面式ではありませんが、丸く細長い円柱形のアンテナ。受信部分を360°回転できますので、多方面からの電波を受信できます。写真のように屋根上に突き出すような感じでの取付けが基本ですが、平面の屋上にアンテナ棒を設置して、そのアンテナ棒に設置することも可能です。
平面式よりもデザイン性:美観を更に意識したアンテナです。ユニコーンという製品名もあります。縦70cm:横幅15cm

平面式&円柱式の特徴

メリット

  • ご自宅の景観を損ねない、形状とお色のデザイン性
  • 台風等の天候への耐久度が優れている
  • コンパクトで取付け及び取外しが手軽で簡単

デメリット

  • 電波を受信できる前方向の角度が狭いため、取付け位置の見極めが大事
  • 八木アンテナの同じ性能のタイプと比べると、アンテナそのもののお値段が割高

取付け方法

壁面取り付け

軒下部分にケーブルが巻かれて出ているあたりに、壁に直接取り付ける方法が一般的です。
工事の前に、ご希望の取付け位置で確実に電波が拾えるかどうかの確認がとても大切です。

屋根上への取り付け

ご自宅の周辺の環境によって、届いている電波が弱い時には、壁面への取付けができないことがあります。そのような時には写真のようにアンテナ棒を使い屋根上への工事も可能です。

地デジ円柱式アンテナ工事

円柱式の据え置き取付け

円柱式アンテナの取付け工事の一例です。写真のように据え置きタイプの取付金具のパイプの部分を70cm~100cmに切って、その上部に円柱式アンテナを取付けます。

背面部分への設置

平面式アンテナは各メーカーから販売されています。同じメーカー同士では、ブースター、分配器等の機材が背面部分にあらかじめ設置できるようになっています。設置後は機材等がアンテナの後ろに隠れる構造になっています。

屋根裏取り付け

屋根裏への取り付けも可能です。
屋根の材質によっては電波を通さないものもあります。また、屋根裏が狭かったり足の踏み場がなく工事に支障があると工事ができな時もあります。電波状況も測定して初めて工事の可否の判断になります