ケーブルを分けてTVを増やしたい!
そのような時の:分配器

分配器

TV電波を等しく分ける分配

1本のケーブルを分けて、複数台でテレビを視聴したいときに使用する機材が分配器です。分ける数により、2・3・4・・・分配器と呼びます。
分配器は、1本のケーブル内の電波を「等しく分ける」機能があります。分けた数の分だけどうしても電波が落ちます。テレビ2台に分けたいときに、3分配器以上を使用すると余分に分けている分だけ、2分配よりは電波は落ちてしまっています。適切な分配が理想です。
設置する場所により屋内用と屋外用がありますが、防水仕様の有無の違いだけで機能的な違いはありません。
また、分配器には電気が流れせる出力端子があります。1端子しか流れない「1端子電通タイプ」ものと、全ての端子で電気が流せる「全端子電通タイプ」があります。この端子は、ブースター:混合器、BS/110CSアンテナに電気を供給するときに使用します。

分配器の種類

屋内用2分配器

屋内用2分配器

屋内でケーブルを2本に分けたいときに使用します。写真は、4k8k高画質放送に対応したタイプですが、2k放送にしか対応していないタイプもございます。全端子通電タイプ。

屋外用3分配器

屋外用3分配器

屋外のアンテナ直下などでケーブルを3本に分けたいときに使用します。全端子通電タイプで、防水仕様になっています。

屋内用5分配器

屋内用5分配器

新築のご自宅内でよく屋根裏に設置されているタイプです。出力端子1~5につながっているケーブルの先が、1F:2Fなどのテレビコンセントにつながっています。1端子電通タイプ。

2分配器:TVコンセント差し込みタイプ

屋内用2分配器

テレビコンセントなどに直接挿して分配できるタイプです。写真上部の差し込み口がネジ止め式になっていないため直接させる設計になっています。ご自宅で簡単にできます。全端子通電タイプ。

分配器は「電波を等しく分ける」。分波器は「電波を分けて取り出す」。分岐器は「電波の一部を取り出す」。名前が似ていますが、それぞれの機能&役割は違っています。