ご家庭でもできる
テレビアンテナ
台風対策の3ポイント!!

台風アンテナ対策

ご家庭できる:3つのポイント

沖縄は台風の通り道。毎年、様々な台風によるテレビアンテナ被害が多数発生しています。
アンテナが飛ばされてしまった、アンテナ取付け棒が折れ曲がってしまった、台風が過ぎ去った後にアンテナの方角がズレてしまいテレビが全く映らなくなってしまった。色々な被害がございます。
勢力が強い大型の台風が過ぎ去った後は、地元ではアンテナ及び機材の在庫不足が続くことがよくあり、アンテナ工事にも影響します。

そこで、台風対策。被害を最小限に抑えるための「ポイントを3つ」取り上げてみたいと思います。ご家庭でも簡単にできますので、台風が接近してくる前に、今一度確認なさってみてはいかがでしょうか?

1.
地デジアンテナ+BS/CSアンテナが確実に取付けられているか?

写真の○囲みの部分の固定ネジが、アンテナ棒またはBS/CS取付け金具にしっかりとネジ止めされているか(ゆるんでいないか)を確認してください。
その部分のネジの締め付けが弱いと、強風に遭うとアンテナの方角がズレる:吹き飛ばれるといったことが起こります。
★注意点
アンテナを固定している「アンテナ棒」または「取付け金具」のネジ止め部分が、だいぶさび付いている時にネジを締め付けようとすると「ぽっき」と折れてしまうことがあります。そのような時には、針金または結束バンドなど別の方法でしっかり確実に固定してください。

2.
マスト棒及びBS/CS取付金具が確実に固定されているか?

マスト棒の固定をしっかりと締めること

写真の○囲みの部分がしっかりと固定されているか確認してください。マスト棒は、タンクなどの側面または屋上の平面部分に固定されていると思います。固定しているネジにゆるみがありますと、台風などの強風で、外れてアンテナごと飛ばされることもあります。しっかりと締め付け固定してください。

★注意点
取替えた古いさび付いたアンテナ棒がそのまま残っていることがあります。ほっておくと、強風で飛ばされる事もあります。実際に隣のご自宅の庭に落下していたこともありますので、早く撤去することをお勧めいたします。

3.
ケーブルにゆるみ:たるみがないか?

写真の○囲みの部分が、しっかりと結束バンド等で確実に固定されていますか?ケーブルの配線を確認してみてください。
しっかりと配線及び固定するすることで、ケーブルの先に付いているコネクター部品のゆるみを防ぐのに役立ちます。コネクター部品がゆるんできますと雨水が浸透してしまい、アンテナの故障の原因にもなります。いま一度確認してみてください。

★注意点
アンテナから外壁を使いケーブルが配線されているのをよく見かけます。窓:通気口などから屋内に引き込まれているのですが、その際、ケーブルが固定されていなく、たるんだ状態で配線されています。そうしますと強風にあおられて、ケーブルが切れてしまう、こすれてケーブルの内部がむき出しになり、テレビが映らなくなる等の原因になります。場所的に固定するのも難しいと思いますが、結束バンドまたはコンクリートサドルなどを用いて固定できる場所はしっかりと固定してください。

火災保険の加入の有無

損害に対しては色々な保険がありますが、アンテナ被害にも保険はございます。アンテナをすべて復旧させる工事は大きな出費が伴うこともあります。そこで、保険加入への検討の余地はあると思います。実際に保険での工事も多数行っております。

また、実際に保険に加入しているのですが、アンテナの損害が保険で適用できるとわからないまま、被害から半年位たってそれを知り工事の依頼を受けたこともありました。
以下に、保険でのアンテナ工事に共通している手続きの流れを記載しますので、参考になさってください。詳細はついては、各保険会社へご確認ください。

  • 加入保険会社への、アンテナ被害の報告と書類の準備
  • 破損している、工事前のアンテナ等の写真
  • 工事代金の見積書:請求書:領収書などの準備と提出
  • 工事後のアンテナの等の写真
  • 必要書類と上記の写真を一緒に提出

台風被害の実例

強風にあおられて、折れ曲がってしまった、アンテナ棒。BS/CSアンテナは無事でした。

破損した、地デジアンテナ。アンテナ棒と地デジアンテナを取り替えました。

地デジアンテナに被害はありませんでしたが、BS/CSアンテナの丸い部分が強風で飛ばされていました。BS/CSアンテナのみの交換工事になりました。
※写真の囲みの部分