Q. 毎年の様に台風でアンテナが損壊したり方角がズレてしまいます。台風に強いアンテナはございますか?
A.近年では、台風時の強風:豪雨への耐久度がアップしたアンテナが販売されています。
昔ながらの魚の骨のような形をしている、「地デジ八木アンテナ」は台風が過ぎ去った後に、折れたり曲がったり、方角がズレたりといった被害が多数発生しています。
同じく「BS/110CSアンテナ」も、折れ曲がったりという事は八木アンテナよりは少ないのですが、強風の影響で方角がズレてしまいテレビが映らないといった被害が毎年多数ございます。
そこで、近年では各メーカーさんが努力に改良を重ねて、従来品の地デジ八木アンテナ及びBS/110CSよりも一段と耐久度がアップした各アンテナを販売しています。
台風への耐久度がアップしたアンテナとは?
- 地デジ平面式アンテナ
- 耐風速50m/s
- 耐風速仕様:4k8kBS/CSアンテナ
- 耐風速70m/s
耐風速値は、メーカーが推奨する取付け方法での実際の実験の計測値になります。
耐風速仕様:50m/s
地デジ平面式アンテナ
※推奨設置方法
壁面への直付け
耐風速仕様:4k8kBS/110CS
1、丸い反射鏡の部分(ディッシュ面)に風圧を下げるパンチングメタル仕様(穴をあける工夫)
2、取付部分の金具の構造を変更して強度をアップ
3、コンバーターアーム(突き出た部分)に樹脂ブラケットを追加し、焦点位置のずれによる受信レベルの低下を防止する仕様。
※受信可能な耐風速度は、従来タイプの20m/sに対して、2.5倍の50m/s。
耐風速仕様とは、大雨の影響で「テレビの受信レベル」が低下するのを軽減す仕様のことではありません。どれだけの強風にアンテナが耐えられるかの仕様です。